プラス収支を達成する“メソッド”
即効性があり、最も簡単でおすすめしたいのが、“距離短縮馬”に注目する“メソッド”です。
“距離短縮馬”に注目するだけでも、馬券収支が大きくプラスに近づくはずですので、ぜひ最後まで読んでください。(^^)v
“距離短縮馬”に注目する理由
スタミナに余裕が生まれ、好走する可能性が高くなるため。
出走する距離が、前走や近走よりも短くなれば、馬の負担が減り、好走する可能性が高くなるのですが、好走すれば、クラスが上り、より強い相手との競争になります。
競争相手が強くなるので、超一流馬を除いては、どこかで頭打ちになります。
頭打ちになった馬の多くは距離短縮に活路を見出し、再び好走することも珍しくありません。
追込み馬が、極端に距離を短縮する場合を除き、距離短縮は有利に働きます。
“勝てなかった馬”が、“勝てるようになる”。
そのくらい、距離短縮は効果的なのです。
“距離短縮馬”が好走するメカニズム
“スタミナに余裕が生まれる”=“レースの選択肢が広がる”
スタミナに余裕があれば、逃げ・先行、差しのどちらを選択したとしても、好走に期待が持てます。
レースの展開に応じて戦法を変えることができるので、“大きなアドバンテージ”になります。
スタミナは、競い合う際の“強さ”の源ですので、非常に重要です。
スタミナがなければ…
- スタミナがない剛速球投手 ➡ 試合の序盤は三振を取れても、終盤でスタミナ切れ ➡ 球威が落ち、痛打される
- スタミナがない剛腕ボクサー ➡ 試合の序盤は有効打でダメージを与えるも、終盤でスタミナ切れ ➡ KO負け
このような感じで負けてしまいます。
“スタミナ”がこれほど重要とは…💦
スタミナがあれば、逃げ・先行馬は粘りが増し、差し馬は末脚が鋭くなります。
“距離短縮馬”に注目する“メソッド”の中でも、特に、逃げ・先行馬の距離短縮が“激アツ”です。
逃げ・先行馬の距離短縮が“激アツ”
馬券を買っていた、逃げ・先行馬がゴール寸前で差され、悔しい思いをしたことはないでしょうか。
競馬を長く続けていれば、一度はあると思います。(笑)
この時に、“もう少し粘れたらなぁ…💦”と思ったはずです。
この粘りこそ、“スタミナ”です。
馬がスタミナを得るには、トレーニングが欠かせませんが、距離短縮によって、トレーニングなしでスタミナを得ることができます。
前走や近走で惜敗した、逃げ・先行馬が距離短縮で出走すれば、スタミナに余裕が持てるため、逃げ粘れる可能性が高くなります。
差し馬の場合、末脚を発揮するか否かは、その時の状況次第というところがありますので、断然、逃げ・先行馬の方が期待値は高くなります。
逃げ・先行馬が有利な“ダート”
後方から鋭い末脚で追い上げているにもかかわらず、先頭集団の馬に追いつけそうで追いつけない…
ダート戦でよくある光景です。
芝と比べると、ダート戦は、基本的に逃げ・先行馬が有利です。
このようなことから、距離短縮馬を狙う優先順位は、以下のようになります。
①ダートの逃げ・先行馬
↓
➁芝の逃げ・先行馬
↓
③芝の差し馬
ダート戦は基本的に差しが決まりにくい傾向(東京のダート戦は例外的に差しが決まりやすい)
東京のダート戦だけは、例外!!
“距離短縮馬”の懸念点
“距離短縮馬”のアドバンテージに懐疑的な競馬ファンもいます。
距離短縮の場合、必要とされるスタミナが少なくなるので、ペースが早くなる傾向にあります。
ペースが早くなることにより、追走に苦労するのではないかという懸念です。
しかし、現実では杞憂に終わることがほどんどです。
なぜなら、スタミナに余裕が持てるので、ペースが早くなっても、有利な位置取りでレースを進めることができるからです。
特に、逃げ・先行馬であれば、レース序盤でペースの早さに戸惑うことはあっても、追走に苦労することは、ほどんどありません。
レース中盤では、有利な位置取りでレースを進めているはずです。
追走に苦労しません!!
え!?…そうなの!?
実例①“レッドフレイ”(ダート1600m➡1400m)
東京9R 立夏S 4歳上3勝クラス ダート1600m 定量 2020年5月9日 ☀ -良-
1着 8枠9番 レッドフレイ 1番人気
➁➁-① 先行 1分36秒9(上り:35秒6)
2着 3枠3番 サンチェサピーク 2番人気
④③-➁ 先行 1分37秒1(上り:35秒7)
3着 7枠7番 トラストロン 6番人気
⑥⑥-③ 差し 1分37秒2(上り:35秒6)
東京ダート1600m戦で先行押切勝ち。
中山11R ラジオ日本賞 3歳上OP ダート1800m 別定 2020年9月20日 ☁ -良-
1着 5枠9番 レピアーウィット 6番人気
➁➁➁①-① 先行 1分51秒6(上り:38秒0)
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9着 4枠8番 レッドフレイ 4番人気
⑥⑦⑥⑤-⑨ 差し 1分53秒2(上り:39秒1)
中山ダート1800m戦での好走実績はあるものの、大敗。
中山11R 師走S 3歳上OP ダート1800m ハンデ 2020年12月12日 ☁ -良-
1着 3枠5番 タイキフェルヴール 4番人気
⑯⑯⑬⑩-① 差し 1分52秒4(上り:37秒3)
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14着 2枠3番 レッドフレイ 10番人気
④③④④-⑭ 先行 1分54秒2(上り:39秒8)
またも、中山ダート1800m戦で大敗。
3走前の東京ダート1600m戦で先行押切勝ち。
好走実績のある東京コースのダート戦、しかも、距離短縮で絶好の狙い目。
東京10R バレンタインS 4歳上OP ダート1400m 2021年2月14日 ☀ -良-
1着 1枠2番 スリーグランド 4番人気
①①-① 逃げ 1分23秒1(上り:36秒0)
2着 5枠9番 タガノビューティー 1番人気
⑫⑫-➁ 追込 1分23秒6(上り:35秒2)
3着 4枠8番 レッドフレイ 12番人気
⑧⑥-③ 差し 1分23秒7(上り:35秒9)
💴複勝:800円
距離短縮のアドバンテージを活かし、差す競馬で新境地。
実例➁“エングレーバー”(芝1800m➡1400m)
阪神10R 難波S 4歳上3勝クラス 芝1800m ハンデ 2020年4月5日 ☀ -良-
1着 6枠12番 セラピア 3番人気
➁➁-① 先行 1分45秒3(上り:33秒7)
2着 8枠16番 ボッケリーニ 2番人気
③➁-➁ 先行 1分45秒5(上り:33秒9)
3着 1枠2番 エングレーバー 4番人気
⑥⑦-③ 差し 1分45秒8(上り:33秒7)
上り3位タイの末脚で馬券圏内確保も、ややインパクトに欠ける印象。
小倉11R 虹の松原S 4歳上3勝クラス 芝1800m 定量 2021年1月16日 ☀ -良-
1着 8枠13番 アーデントリー 12番人気
⑬⑬⑦⑨-① 差し 1分46秒2(上り:35秒1)
・
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9着 6枠9番 エングレーバー 3番人気
④④④➁-⑨ 先行 1分46秒9(上り:36秒1)
先行するも、粘り切れず大敗。
前走、前々走の内容から、1800m戦では、スタミナ不足の印象。
400mの距離短縮となる1400m戦になれば、先行、差しのどちらを選択しても好走必至。
阪神10R 心斎橋S 4歳上3勝クラス 芝1400m 定量 2021年4月18日 ☁ -稍重-
1着 2枠3番 エングレーバー 4番人気
⑦⑦-① 差し 1分20秒2(上り:34秒6)
2着 6枠11番 シャイニーロック 7番人気
➁①-➁ 先行 1分20秒7(上り:35秒9)
3着 8枠15番 イーサンパンサー 12番人気
⑫⑫-③ 追込 1分21秒1(上り:34秒8)
💴単勝:900円、複勝:340円
距離短縮で一変し、コンマ5秒差の圧勝。
🌟まとめ🌟
距離短縮によって、
- 勝てなかった馬が、勝てるようになる。
- 逃げ・先行馬は粘りが増し、差し馬は末脚が鋭くなる。
- ペースの早さに戸惑うことはあっても、追走に苦労することは、ほどんどない。
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